避難訓練を実施しました。
10月21日土曜日、今年度2回目の避難訓練を実施しました。
今回はキッチンにある電子レンジのコンセントからの火災を想定した訓練で活動や入浴介助を行っている時間に行いました。
火災を発見した職員が大きな声で周囲に知らせ、訓練開始です。
発見者がキッチンに設置してある消火器を使い、火元に向かって初期消火を行います。
初期消火が失敗したという想定で、大きな声で周囲に知らせます。
火災を知った別の職員が非常ベルを鳴らし、火災が発生したこと、火元を全体に知らせます。
前回の訓練で入浴中は避難に時間がかかる上、シャワー音などにより非常ベルが聞こえづらいという意見が出ていたことを鑑みて、浴室にいち早く知らせに行きました。
火元から遠いウッドデッキを通り、外へ避難しました。
座位保持椅子、車椅子に乗り安全を確保しながら避難します。
浴室からの避難はストレッチャーへ移乗し、身体を冷やさないよう上からアルミシートや毛布で覆います。
室内に人が残っていないか確認を行い、確認済の場所に「✕」カードを貼っていきます。
確認後に窓やドアを全て締め、火が燃え広がるスピードと煙の拡散を遅らせるための対策をします。
通報カードと人数が把握できる用紙を確認しながら、119番へ通報です。
住所や電話番号、人数などを伝えます。
全員安全に落ち着いて避難することができました。
訓練後、今回の訓練での反省・気づきをまとめ、職員で振り返りを行いました。
ウッドデッキを通り外から安全に避難を行えたこと、持ち出しセットをコンパクトにまとめていた為スムーズに持ち出しができたことなど、前回の反省を活かした訓練を行うことができました。しかし、消防へ通報をするタイミングや隣にある建物(STAY.)へ知らせる方法などの課題もあがりました。
今回の反省であがった意見を職員全員で共有し、次回の訓練に活かしたいと思います。 次回の避難訓練は来年4月を予定しています。