４月２９日月曜日、今年度１回目の避難訓練を実施しました。

避難訓練については、作成したマニュアルに基づき訓練を実施しています。

今回はキッチンのコンセントからの火災を想定し、トイレ介助中の避難に取り組みました。

トイレ内では児がベッド上で横になっている状態から、職員２名で車椅子へ移乗する流れで行いました。

車椅子への移乗はスムーズに行えましたが、実際避難をしてみて、転倒、転落などの二次災害を予防する為にも児を車椅子に移乗した際は車椅子の付属品(机)の装着を確実に行うことが重要であると気づきました。

また、当日は雨が降っていた為、傘をさしての避難となりましたが、同時に救急セットや吸引器の持ち出しを行った為、避難に時間を要しました。より安全でスムーズに避難できる工夫や、様々な天候に応じた避難方法について改めて検討していきたいと思います。

前回の訓練では、人員配置の関係で、通報が遅くなるという場面がありましたが、今回はその反省を活かし、迅速に通報を行うことができました。しかし、実際に火災があった場合は、限られた人員のなかで想定外の役割を担う必要があり、より柔軟な対応を求められる事も考えられる為、迅速にかつ安全に避難できる方法を再度検討する必要があると感じました。

 

今回の振り返りを活かし、今後も様々な場面を想定した訓練を実施していきます。

次回の避難訓練は１０月を予定しています。