防水タイプのパルスオキシメータを導入しました。
より安全で安心な入浴支援を目指して
当事業所では、放課後等デイサービスおよび生活介護事業において入浴支援を提供しています。また人工呼吸器を装着されている利用者様をはじめ、医療的ケアの種類に関わらず入浴支援を実施しています。
重症心身障害児者や医療的ケア児者の入浴支援には、常に一定のリスクが伴います。特に人工呼吸器を装着されている方の入浴は、医療機器の管理や呼吸状態の変化への対応など、より高度な安全管理が求められます。
しかし、私たちは入浴を単なる「清潔保持」や「健康管理」のためだけの支援とは考えていません。
入浴は、将来にわたり多くの人の支援を受けながら生活していくための大切な療育の機会でもあります。不要な筋緊張を減らすことや着替えの際に自ら手を伸ばしたり、お尻を自身で持ち上げる動作など、介護を受ける上で日常生活に必要な身体の使い方を自然に学ぶ場にもなっています。
私たちは、「入浴支援は生活支援であり療育支援」であると考えています。清潔を保つだけではなく、利用者様が将来にわたって安心して介護を受けながら生活していくための力を育む大切な支援の一つです。
一方で、これまでの入浴支援には課題もありました。
入浴中は一般的なパルスオキシメーターをはじめとする医療機器を使用することができないため、スタッフは表情やチアノーゼの有無、呼吸状態などを細かく観察しながら支援を行っていました。もちろん、こうした観察は現在も非常に重要ですが、客観的な数値による評価ができないことは、スタッフにとって大きな不安要素でもありました。
そこで今回、入浴中でも測定が可能な防水タイプのパルスオキシメーターを新たに導入しました。
この機器の導入によって、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO₂)や脈拍数を確認できるようになり、利用者様の状態をより多角的に評価できる環境が整いました。
もちろん、機器があるから絶対に安全というわけではありません。これまで同様に、呼吸状態や表情、皮膚色などの観察を継続しながら、数値による評価を加えることで、より安全性の高い支援につなげていきたいと考えています。
また、この取り組みは利用者様の安全確保だけでなく、支援にあたるスタッフの心理的負担の軽減にもつながるものと期待しています。スタッフが安心して支援に集中できることは、結果として利用者様へのより良いサービス提供につながります。
今後も当事業所では、利用者様が安全に、そして気持ちよく入浴できる環境づくりに努めるとともに、ご家族の皆様が安心してお預けいただける施設を目指し、継続的な設備整備と支援技術の向上に取り組んでまいります。


パルスオキシメータエニィパルウォーク ATP-W03フクダ電子https://www.fukuda.co.jp › products › inhome_medical
株式会社RSN 代表取締役 中倉幸太郎





